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うるしの常三郎スタッフブログ

京都の漆器専門店 [ うるしのツネさぶろう ] のブログです。  

2011.08.30.Tue

お待ちかねの・・木製漆塗デザートスプーン

大人気商品の<デザートスプーン>
木製漆塗で、口当たりのやさしい品です。

ながらくお待たせしましたが
本日各店舗に、二色揃って展示いたしました。(古代朱・溜色)

冷たいヨーグルトやゼリー、秋が深まればアツアツの茶わん蒸しに。
食べ物の温度に左右されにくい 木の特性が人気の理由です。

デザートスプーン展示


私達スタッフが、ひとつひとつ検品、袋詰めして展示しています。
デザートスプーン袋詰め古代朱
木製漆塗デザートスプーン一本\490(古代朱・溜色)


http://blog-imgs-46.fc2.com/u/r/u/urushinokyoto/20110830200431f60s.jpg" alt="ハーネス君前向" border="0" width="73" height="120" />">ハーネス君前向
盲導犬募金箱の「ハーネス君」共々お待ちしております。


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2011.08.28.Sun

山端平八茶屋  麦飯とろろ汁

安土桃山時代(天正年間)若狭街道の街道茶屋として創業した平八茶屋さん

山端平八茶屋 平八前バス停 
                                            バス停=平八前


平八茶屋入口


平八といえば、何といっても 
栄養豊富な麦飯と消化の良いとろろを組み合わせた
麦飯とろろ汁が創業以来の名物です。

麦飯とろろ


平八茶屋の案内には、

「かつての若狭街道(鯖街道)を行きかう旅人は、当家の前で、しばしの休息をとった。

 これから都を出るものは、
 ここで“麦飯とろろ汁”をかきこんで、わらじの緒を締めなおして旅路につき、

 都に入るものは、
 ここで笠の緒を緩め、一服のお茶を飲んで、都に上っていった。

 江戸時代の旅行ガイドブックとも呼ばれる<拾遺都名所図会(しゅういみやこめいしょずえ)>
 には、山端の箇所に“麦飯茶屋”として名前が記されている。」

とあります。
        拾遺都名所図会の団扇



多くの文筆家、文化人もその作品に、平八茶屋の名を記しているという事です。
頼山陽・徳富蘆花・魯山人・・・
夏目漱石も小説「虞美人草」に登場させています。



本日は季節料理をいただきました。

むぎとろ薯蕷饅頭... むぎとろ薯蕷饅頭

ビールと鯛のお造ヒスイ茄子 ハモと卵豆腐のおつゆ 

団扇皿にほおずきトマト

芋タコなんきん

鮎の塩焼き

茄子と唐辛子の揚げだし豆腐 ハモのおとし

麦飯とろろ汁 麦飯とろろ汁

フルーツと抹茶アイス


仲居さんは赤いたすきに前掛けの、大原女(おはらめ)姿で、甲斐甲斐しく立ち働いていらっしゃいました。

すっかり贅沢なひとときをすごしたので

帰りは、歩いて帰りましょう。


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2011.08.26.Fri

かま風呂初体験 山端平八茶屋

京都八瀬のかま風呂(やせのかまぶろ)はとても有名です。
壬申の乱(西暦672年)の折、大海人皇子(後の天武天皇)が矢傷を負い逃げ隠れられた時、
八瀬の里人達が土の室(ムロ)を造り温めて、皇子の治療をしたと伝えられています。
釜風呂


今日は、その八瀬からほど近い山端(やまばな)の平八茶屋で「かま風呂 初体験」です。
平八茶屋で宿泊または食事をして、希望すれば入ることができます。
かま風呂の庵
かま風呂の庵


この日は入浴の希望が我家の家族だけでしたので、
お店の方の心遣いで、貸切にしてくださいました。
家族で貸切 
英語とハングル語? 外国の方もお越しになるんですね。


そして、これがhttp://www.heihachi.co.jp/service/kamaburo.php#main" target="_blank" title="「かまぶろ」">「かまぶろ」</a>"><かま風呂>
釜風呂斜め 
神聖・清浄なものとして、しめ縄が。


ヤヤ?! これは何?!
枕置の棚


じつは<陶器の枕>です。
ひとつずつ持って中に入ります。
かま風呂の中で横になるとき、この枕がヒ~ンヤリして気持ちいいんです。
陶器の枕


かま風呂の本体は二重構造の素焼きで、中が空洞になっているそう
かま焚きは一日も欠かさないそうで
万が一火が消えたら
元の温度まで復活させるのに二週間以上かかるというお話にはびっくりしました。
中にはムシロが敷いてあります。


かま風呂の中はサウナよりは低い50度ほどで、貧血気味の私にも優しいぬくもりでした。
敷いてあるムシロの下から、ほんわか あたたかさが体に伝わってきます。
真夏なのにこのあたたかさが心地よい。
かま風呂内 
天井は低いけれど、意外に広いです。


さて、その後湯舟でさっぱり汗を流したらお食事です。
下駄を履いてお座敷へ急ごう! 
下駄をはいてカランコロン



かま風呂あとの冷たいビールは美味しいぞ  ビールと鯛のお造ヒスイ茄子 



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2011.08.25.Thu

白漆とんぼ中棗

高野川の川辺にゆうゆうと飛ぶ、赤トンボを見つけました。
暑いながら、秋は少しずつ近づいているようです。

そういえば、私達のお店にもトンボがいます。

白漆とんぼ中棗
白漆とんぼ中棗 \12,600(皆様に卸値でご提供)
     
    
     夏の名残りの夕暮れ時でしょうか?
    お棗の、ふたの上に赤トンボが二羽
すすきの穂の上で遊んでいるようにみえます。白漆とんぼ


うるしの常三郎の棗(なつめ)は、どれも木製、漆塗ばかり。
白漆は、艶やかなベージュ色
青く光るのは蒔絵の技法で、耀貝の螺鈿(ようがいのらでん)です。


初秋・・・川辺の緑が
赤トンボのように色づくのもそう遠くないかもしれません。
川辺の緑 
高野川水辺の木立


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2011.08.24.Wed

広重の猫 一筆箋

周囲の仲間が猫好きなので、犬派だった私も最近猫が気になりだしました。

承天閣美術館の展覧会
ハンブルグ浮世絵コレクション展の帰りにも
猫の一筆箋を、買ってしまいました。


ハンブルグ浮世絵コレクション展


http://blog-imgs-46.fc2.com/u/r/u/urushinokyoto/20110819201755a58.jpg" alt="歌川広重猫の一筆箋" border="0" width="389" height="292" /> ">いずれも歌川広重の猫達です。 ここをクリック
歌川広重猫の一筆箋


http://blog-imgs-46.fc2.com/u/r/u/urushinokyoto/20110819201900423.jpg" alt="広重の猫達(手ぬぐい)" border="0" width="389" height="292" />">ついでに猫の絵 手ぬぐいも・・・。
広重の猫達(手ぬぐい)

http://blog-imgs-46.fc2.com/u/r/u/urushinokyoto/20110822211254593s.jpg" alt="広重の猫達(手ぬぐい2)" border="0" width="120" height="90" /> もっといろいろな猫</a>">広重の猫達(手ぬぐい2)もっといろいろな猫



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