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うるしの常三郎スタッフブログ

京都の漆器専門店 [ うるしのツネさぶろう ] のブログです。  

2011.11.20.Sun

お地蔵さまを大事にしています☆

京都では町中のあちこちに小さなお地蔵さまがいらっしゃいます。
ここは、一乗寺下り松の近く。
八大神社参道

幼子のようなお顔
お化粧をして、なんとも可愛らしい
お地蔵さまの表情


道端のお地蔵さまの祠には、町内の人が供えたお花が絶えることはありません。
花屋さんにも、お地蔵様用の短い丈の花が販売されているほどです。
十輪地蔵尊


十輪地蔵尊
お地蔵様



下り松近くのお地蔵さま 子育て地蔵尊
                        子育て地蔵尊

お地蔵さまは、家々の軒の 其処ここに居てくれて、
町の人々が日常にお世話をしている。
近くを通れば、自然に手を合わせてお話ができる。
それが、京都の町中のお地蔵様です。


追記:先日、NHKのBSプレミアム <新日本風土記>「仏像の京都」中で、
   京都の町の人々の、お地蔵さまへの感謝と親しみの心を伝えていました。
   以前ブログで紹介した「北白川の石仏」についても、    
   番組の中では、花売りの白川女の物語とともに描いていました。
   「北白川の石仏」のブログはここをクリック


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2011.11.18.Fri

小学生から、お手紙をいただきました☆

近くの市立修学院小学校三年生から
おたよりをいただきました。
       

封筒


先月総合学習で、うるしの常三郎のお店を訪問してくれた
児童の皆さんからのお礼のお手紙です。  そのときのブログはここをクリック

封筒とおたより

時候のあいさつで始まって   (ちゃんと手紙の基本を実践していたのがすごい  )
どのお手紙も便箋に2~3枚ずつ
心をこめて、ていねいに書いてあります。

お手紙の中から、いくつかエピソードを。

「一番おどろいたのは、ふくろうのお箸です。
ふたつのお箸をつなげるとふくろうになったからです。 」

なるほど。
お箸は細いのでグルリと描いた一本ずつの ふくろうの絵

一本ずつにふくろうの絵


二本を一膳に組めば、 正面から見てりっぱな一つのふくろうに。
ふくろうの絵拡大
細かなことに、よく気付きましたね。

http://blog-imgs-47.fc2.com/u/r/u/urushinokyoto/20111117211003451s.jpg" alt="ふくろう子供箸" border="0" width="120" height="90" />">ふくろう子供箸 ←画像をクリックすればお箸が拡大
ふくろう子供箸(漆塗) 


また、「仕事をするお部屋の広さは、畳三畳ぐらいあれば蒔絵をすることができる。」
「商品の作り方」や「木の種類がいろいろある」
ということにびっくりしたという子もいました。


今回の訪問をもとに、今月末には発表会があるそうです。
「みんなおどろくと思います。」
「上手に発表できたらうれしいです。」と、発表会への期待や決意も伝えてくれました。


いろいろな商品


おたよりの最後は、
「これからも、けがのないように元気でお仕事をつづけてください。」
と結んでありました。

ありがとうございます。
たくさんのおたよりと共に、元気をいただきました。
また今日からも一生懸命 仕事をしたいと思います。

発表会、どうぞ成功させてくださいね。
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2011.11.15.Tue

欅 拭漆応量器

白川通りのバス停に、雲水さんが横一列に四人
背筋をピンとのばしてバスを待っていらっしゃいました。
(雲水さんとは主に禅宗の修行僧のこと)

「まあ、すてき!!」
きれいに並んだ姿を、正面から写真に撮らせていただけないかと
思っている間にバスがやってきて
これまた きれいに縦一列・・順番にバスに乗り込んで行ってしまいました。


バスに乗る雲水さん


そういえば私達のお店に
修行僧が持っておられる器があったのを思い出しました。

その名は<応量器 おうりょうき>
欅 応量器  応量器
欅 拭漆応量器 ¥12,600


托鉢用の鉄鉢と、中に一汁三菜の器がコンパクトに納まっています。
「御飯、汁物、主菜、副菜、香の物」
複数の器それぞれに盛付けることで、品数も栄養のバランスも考えられるというわけです。


しかも修行中の携帯に便利
「用の美」・・・収納すればこんなにきれいです。
欅 応量器(真上より)


応量器内容 今では、おひとり住まいや若いカップルの合理的な器としても
                人気を集めています。


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2011.11.13.Sun

人間国宝 前史雄 作品 <紅葉に雀 沈金飾棚>

常三郎所有の作品
今回ご紹介するのは 沈金の技法で人間国宝の前史雄 作品です。

<紅葉に雀 沈金飾棚>
前史雄作 飾棚

今の季節にふさわしく、なだらかな曲線を描くたくさんの紅葉
この作品で秋の野山を表現している沈金(ちんきん)は、漆器の装飾技法のひとつです。

漆の表面に刃物で文様を彫り、(線彫、点彫など)
その彫りあとに金箔や金粉を埋め込んで文様を表現
おもに石川県輪島にて、発展した技法です。

前史雄先生は、この「沈金」の重要無形文化財保持者(人間国宝)

紅葉の波の中で遊ぶ雀たち
飾棚 沈金雀

細やかな彫りと、埋め込まれた金箔が、雀の羽をいきいきとさせています。


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2011.11.11.Fri

☆夜の京都タワー☆

この頃 急に寒くなりましたね。
日が暮れて京都駅烏丸中央口を出ると、目の前に 久しぶりに見る夜の京都タワー
冷たい空気のせいかきりっと夜空にうかんで見えます。

http://blog-imgs-47.fc2.com/u/r/u/urushinokyoto/20111110213838d1c.jpg" alt="京都タワー" border="0" width="403" height="302" />">京都タワー


京都タワーは「ロウソクの形」などといわれていますが
本来は、京都の街を照らす「灯台」をイメージしたものなのだそうです。

京都市には、言うまでもなく海がありません。
けれど、京都市内の町家の瓦葺き屋根を波に見立て
「タワーは灯台の姿」なんて洒落ていますね。

竣工は1964年(昭和39年)
ちょうど、東京オリンピックが開催された年に生まれた京都タワー
展望室に登ることもこともできます。

京都タワー(縦)  京都タワー展望室←詳しくはここをクリック


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